総合型選抜(AO)

エントリー方法

エントリー受付期間:6月1日(土)~9月12日(木)期間内に申し込みをしてください。

研究室体験試験日程

エントリー期間研究室体験出願審査 結果発表
6月1日(土)~9月12日(木)
※研究室体験希望日の2日前までにホームページから登録
①8月3日(土) ②8月24日(土) ③9月14日(土)
※いずれか選択
①②9月7日(土)
③9月21日(土)

試験日程

出願期間(消印有効)試験日合格発表入学手続締切日
10月1日(火)~10月11日(金)10月19日(土)11月1日(金)

1次:11月11日(月)

2次:12月13日(金)

本学事務局窓口(9:00~17:00[平日のみ])でも受付ます。

1次手続:入学金
2次手続:書類の提出と授業料、施設・設備費、委託徴収金

募集人員

機械システム工学科電子ロボット工学科情報メディア学科
4名4名4名

 

総合型選抜(AO)とは

本学および志望学科のアドミッションポリシー ( 入学者の受入れに関する方針 ) を理解し、本学への入学を強く希望する者を対象とします。研究室体験、面接、基礎学力検査、出願書類によって、受験生のもつ多面的な能力、熱意、個性を積極的に評価し、「意欲」「人間性」「能力」を総合的に判定します。本学ホームページより、エントリー期間に必ずエントリーしてください。

エントリーから出願審査まで

  1. エントリー
  2. 研究室体験
  3. 出願審査
  4. 出願審査の結果発表
    ↓ここからは、出願審査において出願が認められた者
  5. 出願(専願)
  6. 面接
  7. 合格発表
  8. 入学手続

1.エントリー

エントリー資格

次のいずれかの条件を満たす者。

  1. 2025年3月高等学校(中等教育学校を含む)卒業見込みの者。
    または高等学校(中等教育学校を含む)を卒業した者(高等学校卒業程度認定試験合格者を含む)。
  2. 通常の課程による12年の学校教育を修了した者。または2025年3月修了見込みの者。
  3. 学校教育法施行規則第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者。
    または2025年3月31日までにこれに該当する見込みの者。

エントリー方法

エントリー受付期間:6月1日(土)~9月12日(木)期間内に申し込みをしてください。

2.研究室体験

8月3日(土)、8月24日(土)、9月14日(土)に実施される研究室体験のいずれかに参加します。
1つの研究室を体験し、体験レポートを作成します。

タイムスケジュール

13:30~13:50 受付 〈13:50集合〉

13:50~14:00 総合型選抜(AO)説明

14:10~15:20 研究室体験

15:30~16:00 体験レポート記入 〈16:00終了予定〉

体験実習内容

機械システム工学科

電気抵抗による発熱量を断熱容器内の水の温度上昇から測定します。電気から熱へのエネルギー変換を数字として体験していただきます。

電気エネルギーにもとづく化学反応、いわゆる電気化学反応を応用した研究を行っています。電気化学反応の一つである電気めっきは工業的に広く用いられています。体験実習では、電気めっきによる着色に関連した課題実験を行います。

日本で頻発する大地震による建築物の倒壊などを防ぐシステムの研究を行っています。その方法の一つであるダイナミックダンパの原理を学び、振動を抑えるために必要な条件を計算し、実験でその効果を確かめます。

日本では、人口減少・高齢化が進んでおり、人手不足がさまざまな分野で深刻化しています。「自動化」は、今後一層必要とされる技術です。本研究室では、屋内外を問わず、自動で動く、自律的に判断するロボットを対象に必要なアルゴリズムの研究を行っています。これらに用いられる技術やセンサについて解説します。

スマートフォンや家電製品など、身のまわりのモノにはいろいろな材料が使われています。そうした材料の強度を調べる方法の一つに、カメラを使った計測やコンピュータを使ったシミュレーションがあります。今回は、ディープラーニング技術を導入した最先端のシミュレーション技術について解説しつつ、材料強度の調査方法を紹介します。

プラズマは生命の起源と言われると共に、核融合などの先駆的技術としても利用される基盤技術です。私達の研究室では、任意ガスやミスト溶液にも対応した独自装置を開発しています。今回のAOはプラズマ特性の一つである、温度にフォーカスを充てた体験を行います。

電子ロボット工学科

研究室で開発した高速デジタル回路と画像処理アプリを用いた3次元プロジェクションマッピングを体験します。胸像と顔の映像を組みあわせると、動かない胸像の口が動いているように見えるVRを実現できます。このVRを支える電子情報技術を体験を通して学習します。

近年、災害により倒壊したがれきの隙間など、通常のサイズのロボットや人間が入っていけないような場所で生存者を探索するマイクロロボットや、人体内で病気の診断や治療をする医療用マイクロロボットに対する期待が非常に高まっています。電磁式マイクロロボットの動作原理を理解したうえで、操縦を体験します。

目には見えない力によって物体が宙に浮く?そんな光景は不思議ですよね。本研究室では、非接触で物体を空中に浮上させる磁気浮上技術の研究を行っています。身近な磁気浮上技術の応用例としては、磁気浮上式リニアモーターカーがあります。ぜひ不思議な磁気浮上の世界を体感してみてください。

ドローンを用いた大気観測が実施されるなど、大気環境研究にロボットが果たす役割は少なくありません。本研究室では、地球温暖化、PM2.5などの大気環境問題が起こるメカニズムや研究例について説明します。そして、実際に二酸化炭素で温度が上昇する様を観察したり、PM2.5を発生させたり、身のまわりのPM2.5濃度を測定したりして、大気環境問題を体験します。

IoTは「モノのインターネット」とも呼ばれ、家電や自動車などあらゆるモノがネットワークでつながり、得られる膨大なデータを分析・活用する技術です。これからのデジタル社会で私たちの生活を豊かにする技術として期待されています。IoTのしくみを実際に体験しながら学び、その魅力や可能性に触れてみましょう。

気象衛星、放送衛星、GPSなどの人工衛星は我々の文明を支える大事な宇宙ロボットです。最近では、大学生が一辺10センチサイズの小さな人工衛星を開発できる時代になっています。このオープンキャンパスでは、実際の人工衛星と同じしくみを持っている「衛星モデル」を動かしながら衛星のしくみを体験的に学んでもらいます。

情報メディア学科

テーマパークやイベントなどで建物や立体物に映像を映し出すプロジェクションマッピング。驚きの映像を感動的に楽しむものですが、本研究室では、社会的活動の紹介や地域活性化に活用しています。プロジェクションマッピングのしくみやカラクリについて学び、映像制作に使用する本格的なスタジオで撮影を体験します。

先進運転支援システムや自動運転システムは、障害物検出や自車位置推定などのさまざまな機能から構成されています。本研究室では、これらをカメラや距離センサを用いて実現するコンピュータビジョン技術について研究しています。このような技術に関し、画像処理や深層学習を用いた最先端の応用事例を紹介し、体験します。

高度なVRコンテンツをつくるためには、人が映像・音・振動などの情報をどのように認識するかを明らかにする必要があります。今回は、人の情報処理のしくみを活かしたVR野球ゲーム制作の裏話とVR野球スイングゲームを体験します。また、臨場感あふれるVRコンテンツの音をスピーカとヘッドホンで比較体験します。

コンピュータの仮想空間に立体形状(モデル)を作ることをモデリングと言います。モデリングの技術はVRやAR、CGなどの技術分野でも活用されています。3次元CADを使って基礎的なモデリングの方法や考え方について学びます。また、3DプリンタやNC工作機械などモデルから実物を加工する技術についても紹介します。

近年、深層学習の発展とともに、音声合成や音声認識を誰でも使えるようになってきました。本研究室で研究開発している音声対話システム「さぶろー」(本学ホール棟1階で毎日活動中)をもとに、最新技術や研究内容を紹介します。さらに、音声合成・音声認識を用いた簡単でちょっとヘンテコなスマホアプリを制作します。

近年、DX(デジタルトランスフォーメーション)が推進され、紙媒体からデータへ移行が進んでいます。パソコン上での操作が多くなり、メール処理・クラウド上のファイルの操作・ダウンロードしたファイルの操作と整理で大変になっています。そこで、毎日同じ操作を繰り返している内容を自動化することを体験します。

3.出願審査

研究室体験における受講態度、理解度、体験レポートから、学びに対する適性、意欲や熱意などを審査します。
※出願審査の結果、出願を認める者には「出願許可書」を郵送します。

4.出願審査の結果発表

出願審査の結果、出願を認める者には9月7日(土)または9月21日(土)に「出願許可書」を郵送します。

「出願許可書」を受け取った者のみ、出願をすることができます。

5.出願(専願)

本学の入学者選抜は、すべてインターネット出願となります。学生募集要項をよく読み、出願手続を行ってください。
これより専願となりますので、他大学などとの併願はできません。
入学検定料:35,000円が必要です。

6.面接

10月19日(土)に面接(約15分/志望動機、将来展望、特技や得意とする科目など)を行います。

7.合格発表

合格者には「合格通知」を送付します。不合格者には通知の送付は行いません。

8.入学手続

合格者は、合格通知とともに送付する入学手続案内にしたがい入学手続(1・2次)を行ってください。

選考方法・配点

出願審査の結果、および以下により総合的に判定します。
  • 面接(約15分/志望動機、将来展望、特技や得意とする科目など。)高等学校の調査書を参考資料とします。
  • 基礎学力検査(20分で3科目解答/記述式。高等学校で履修する数学、国語、英語についての知識および理解度を確認します。範囲は公表しておりません。)
  • 書類審査(調査書、自己アピール書)
研究室体験自己アピール書面接 基礎学力検査調査書合計
受講態度・理解度 体験レポート 
20点10点10点40点 20点自己アピール書における
活動報告とともに評価
100点

※評価については募集要項13~14 ページ参照。自己アピール書の加点方法は募集要項12 ページ参照。なお、自己アピール書の志望理由・自己アピール欄は、必ず記入してください。

入学検定料

35,000円

奨学金制度

総合型選抜(AO)で合格し、入学手続をした者で今年度の大学入学共通テストを受験した者は、大学入学共通テスト利用奨学金制度にエントリーすることができます。奨学金制度の詳細、エントリー方法は、本学HPで必ずご確認ください。エントリーの締切日は、1月24日(金)です。