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授産製品販売時のポップ、販売幕デザインの分析結果・提案発表会を開催

販売幕デザインの分析結果

本学では蒲郡市の委託を受け、地域活動の担い手不足、地域コミュニティの衰退、まちの活力低下などの課題解決に向けた地域活性化プロジェクトに取り組んでいます。情報メディア学科では、3年生講義「データマイニング」において学んだデータ分析手法を活用し、福祉施設で製造される授産製品の魅力を高めることを目的に、販売用ポップや幕のデザインについて調査・分析し、新しいディスプレイデザインの提案を行いました。

分析結果・提案発表会は、協力施設であるサポートくすの木、わくわくワーク大塚の職員の方などをお迎えし、7月18日と27日の2日間にわたって開催されました。学生は、分析結果から得られたデザインコンセプトやそのコンセプトを体現するデザイン要素をディスプレイデザインに採用し、それぞれのグループが製品の魅力を伝えるポップや販売幕などを提案しました。中には、障害のある方による商品へのラベル貼り付け作業に配慮した新しいラベルデザインを提案したグループもあり、施設の方から配慮に対する感謝をいただきました。今後、学生から提案のあったデザイン案について協力施設とともに検討し、ポップなどのデザインの刷新を試みます。

本学では今後もデータサイエンスの知識を教授するだけでなく、学んだ知識を地域や社会の課題解決に応用できる人材の育成に努めてまいります。