情報メディア学科

4年間の成長モデル

カリキュラムが進み、専門性が増すごとに、学生は主体的にそれぞれの研究に取り組んでいきます。

ここではある学生の4年間の学びの過程を紹介します。

情報メディア学科 新間 幹久さんは、こうして変わった

最先端のAR研究を
プロの技術者とともに。

目の前に投映された炎に対して自分がホースを持って消火活動をする、というAR
アプリの開発に取り組んだ新間さん。放水時に手に感じる力(=反力)を加えて、
よりリアルな消火訓練を行うことを可能にしようとしている。企業との共同研究のなかで反力のシステムが書かれたコードの複雑さに新間さんは驚き、プロの技術者のすごさを間近で感じたという。プロのプログラミング技術を見たその経験は彼の今後のソフトウェア開発の仕事に活かされるはずだ。

 

新間 幹久さん 2020年卒業
愛知県 蒲郡東高等学校出身 就職先:富士ソフト(株)

p_media_model01

システム開発にある、無限の可能性を、感じられた。

新間さんの4年間をピックアップ

 選択科目  選択必修科目  履修必修科目  必修科目

1年次

VRとの出会いは授業。未来の研究の道標に。

1年生の時に受けたVRに関する授業。VRへの興味が開かれていった。
ほかにもAIへの関心もあり、自分のなかでの選択肢は多かった。どんな道だとしてもプログラミング言語は必要になるはず。

前期時間割例

1

9:30~11:00三河産業史スポーツ実技モノづくり人材育成情報リテラシー起業マインド創造
211:10~12:40プログラム基礎演習修学・キャリア形成1AUT教育入門デザイン入門基礎数学
313:30~15:00ゲームアプリ開発入門1三河企業の
モノづくり戦略
物理の考え方
使い方演習
基礎コンピュータ
概論1
 
415:10~16:40文章作成術演習国際社会と日本企業基礎英語1基本情報演習1 

2年次

プログラミング言語の初心者だったあの頃。
この努力は研究の基礎になる。

VR、ARを開発するために必要なプログラミング言語。初心者だったため、夢をかなえるために必死に勉強。

C言語の初心者だったけれど、今では派生したC♯言語を使えるまでに成長。

前期時間割例

1

9:30~11:00英語リーディング 基礎英語2 線形代数
211:10~12:40情報基礎論キャリア教育1中国語1心理学/
現代経済
Webデザイン
313:30~15:00情報メディア演習1微分積分ビジュアル
コンピュータデザイン
オブジェクト指向
とJava
マイクロ
コンピュータ2
415:10~16:40 2DCAD演習 TOEIC

3年次

どこの研究室で学ぶか。 決め手は最先端への憧れ。

プログラミング言語を学んでなにができるだろう。

どこの研究室に行くか悩んだが、VR・ARのヘッドマウントセットの充実さと最先端の研究をしているという直感が今の研究室へと導いた。

前期時間割例

1

9:30~11:00 キャリア教育3映像制作
プロジェクト
ソフトウェア工学デジタル
 信号処理
211:10~12:40環境保全学  データマイニング 
313:30~15:00技術者倫理3DCAD演習2知的財産権ネットワーク
実習
スマホアプリ
コンピュータ 開発演習
415:10~16:40コンピュータ ネットワーク  

4年次

ARを使った消火アプリの制作。最後の課題は反力の接続。

企業と協力して開発した消火アプリ。AR映像にホースの反力を搭載するためにBluetooth接続が必要なのだが、この接続が難航。

卒業研究における最後の高い壁となったが、なんとか乗り越えられた。

前期時間割例

1

9:30~11:00卒業研究1卒業研究1卒業研究1卒業研究1卒業研究1
211:10~12:40
313:30~15:00e-ビジネス人工知能
415:10~16:40 パターン認識
p_media_model02
p_media_modell03