「現代社会の法と政治」では、現代社会の様々な問題についてディベートを行っています。今年は東日本大震災について学んでおり、6月14日の講義では福島第一原発事故の対応とその復興に尽力している石崎芳行氏(元東電副社長・東日本国際大学客員教授)を講師にお迎えし、福島の被災12市町村の現状と課題についてお話しいただきました。
石崎氏は、震災と原発事故から13年の月日が経過した今も住民の帰還率は約3割で復興まちづくりの進捗はマチマチ、と各市町村の状況についてまとめられました。今後課題解決に向けて必要なことは、大きな財政支援によるハードから、移住や定住促進、お節介おじさん・おばさんなど人がキーワードのソフトに変わっていくと述べられました。