学科情報

NEWS

令和6年度ワイヤレスエミュレータ利活用プレシンポジウムにて國立忠秀教授が本学での教育事例の発表を行いました

2025年3月28日(金)、情報通信研究機構 イノベーションセンターにおいて、国立研究開発法人 情報通信研究機構およびワイヤレスエミュレータ利活用社会推進フォーラムの共催で開催された、令和6年度ワイヤレスエミュレータ利活用プレシンポジウムで、情報メディア学科 國立忠秀 教授により、愛知工科大学の紹介とワイヤレスエミュレータを使用した教育事例についての発表が行われました。

ワイヤレスエミュレータとは、仮想空間に電波伝搬環境を構築し、様々な条件下で無線システムを模擬することで、実際の無線機や物理的な環境を用意することなくリアルタイムに評価・検証を行うことができる新しい概念の電波模擬システム技術です。このシステムを用いることで、新しい無線システムの設計や検証、評価を低コストかつ短時間で、再現性良く実施することが可能になります。

このシステムは、総務省の「電波資源拡大のための研究開発」等により令和2年度から令和5年度までの期間に研究開発されたもので、國立教授も前職(矢崎総業株式会社)時代から携わっており、現在も機能拡張が進められています。将来、産学での利用が見込まれていることから、ワイヤレスエミュレータ利活用社会推進フォーラムでワイヤレスエミュレータの活用を推進しています。

本プレシンポジウムでは、機能拡張活動の説明と利用者レポートなど利活用に資する意見交換などが実施されました。
今後のさらなる研究開発や活用が期待されています。