先輩たちの活躍 VOL.05

企業で得た貴重な経験を AUTでの学びに活かす。

機械システム工学科

大河内 翔平さん(愛知県 吉良高等学校出身)

社会人として必要なことを
知ることができた10日間。

機械システム工学科の大河内翔平さんは「株式会社セイワ」で10日間のインターンシップを経験。同社は、自動車や産業用ロボットなどの部品を製造する切削加工メーカーで、高い技術を持つ。大河内さんは、AUTで学ぶことが企業でどのように活かされているか、AUTで得た自分の力がどのくらい通用するのか、感じ取ろうと考えていた。「AUTで学んだことは社会でも通用するという手応えを得ることができました。しかし、一方で専門知識の部分で用語が違っていたり、自分自身の知識が不足していることに気づかされました」同社の使うCADのソフトはAUTで使っているものと違っており、その操作にも手間取ってしまった。「すんなりと適応できなかったので、状況に対応する力が不足していることを痛感しました」また、内向的な性格ゆえに部材の計測実習で自信がないところの質問をためらってしまったことも。しかし、わからないまま計測ミスをすると企業にとっては取り返しのつかないことになると思い質問した。「会社内でのコミュニケーションの大切さ、今まではあまり目を向けられていなかった、製品をつくる企業としての責任を感じました」社会人として“必要なこと”と企業と自分の間にある業界で必要な“知識の差”を知った経験を糧に、さらなる専門知識の獲得や資格取得を目指して学び続けていく。