エコキャップ運動は、女子高生がゴミの分別に基づいて、ペットボトル、キャップ、ラベルの3つに分けて、清掃局に持ち込むと「ペットボトルはここに置いて、その他は燃えるゴミで・・・。」との発言に、分別は売れる物、そうじゃない物を分ける為?3Rの実態とは?などの社会やリサイクルに対する女子高生の疑問に対し、ペットボトルのキャップがリサイクルできるかどうか調べてみようという実証実験からスタートしたそうです。
エコキャップ運動の目的は、リサイクルの促進、CO2の削減、売却益で発展途上国の医療支援の発足時は3つの目的でしたが、リサイクルの過程で雇用創出ができることがわかり、現在はこの3つの目的に加えて、障がい者・高齢者雇用促進などの4つの目的になったそうです。現在は、特にリサイクルの過程で多くの障がい者の方々の雇用創出に力を入れているようで、このプロジェクトは、障がい者の方々がキャップの分別や異物除去、キャップの破砕作業、キャップの運搬集荷などの継続的な仕事を創るエコステーション構想で、このような丁寧な作業が、高品質の再生原材料になり、多くの製造メーカーなどのご理解をいただき、商品化されていて、小さなキャップを通じて、多くの方々のご理解・ご協力をいただき、本格的なリサイクルの循環の輪が構築されていくようです。
NPO法人(府国生第130号内閣府認証)エコキャップ推進協会 HPより