平成26年4月6日 土曜日 岐阜県穂積市市民センターで行われた「岐阜国際音楽コンクール 予選会」に、本学De N oN Boo!で、華麗にサックスを演奏してくれている山田君が出場いたしました。
岐阜音国際楽祭への出場を掛けたコンクール
今回のコンクールは、岐阜音国際楽祭への出場を掛けたコンクールでした。
De N oN Boo!では、卒業式や入学式での50分近くに及ぶ祝賀演奏や、新入生歓迎Live等、春先は行事も多く毎回プログラムが変わる演奏があって大変ですが、彼は最終学年でもあることから、就活もしながら、外部指導の先生のご指導の下、コツコツと練習に励んで来ました。
嬉しいことに、今回のコンクールでは、先生もご一緒して頂けました。
格式高いコンクール
De N oN Boo!では、管楽器も使用しているとはいえ、普段、本物のクラッシックの曲を全く演奏する機会もない中、今回のような格式高いコンクールへの参加は、大変度胸の要ることです。 当日、会場でのエントリー状況を見て、やはり専門教育を受けた人たちが大半を占めるコンクールと知り、無謀とも思われる挑戦に、内心焦りました。
De N oN Boo!では、コンクールやコンテストを目的に活動しているわけではありませんが、今回の山田君のように、前向きに活動する学生の応援もしています。 楽器の演奏技術を磨くということは、本学の勉学とは全く無関係ではありますが、中学校や高校で一生懸命練習した音楽。「大人になっても楽器や音楽を続けたい」。 でも、現実は場所やメンバーの確保が難しく断念してしまう人が多いのも現実。 そんな中、De N oN Boo!の学生たちは、本学で学んでいる工学部的発想から、パソコンを駆使して音楽を作り、電気で制御された機械仕掛けの器具でLive House を思わせるような仕掛けを作り、 音響や照明の勉強をして少人数でも、究極は一人でもLive Performance を打てるほどの技術を確立してきました。 そして、この部を引っ張って行ってくれている山田君は、有名一流企業さんの内定も頂き、勉学も頑張っていることを証明してくれました。おめでとう。 本職である技術者の仕事を持ちながら、質の高いLive Performance が打てる、アマチュアの音楽家という側面を持った学生が、確実に育ってくれていることを実感させてもらえた一日でした。