先輩たちの活躍 VOL.06

中部大会1位で 全国大会出場を果たす。

電子ロボット工学科

濱田 芳樹さん(福井県 三国高等学校出身)

自然相手のスポーツで
自身の成長を感じられる。

AUTのある愛知県蒲郡市は、マリンスポーツが盛んな地域。そんなこの地で2019年7月に開催された、第1回中部学生シングルハンドレガッタ/レーザーラジアルクラスでヨット部の濱田芳樹さんが優勝し、全国大会出場を果たした。全国大会での結果は、出場20大学中12位。「全国大会に出場できたのも、高校でシングル(一人乗り)をやってきたからだと思います。たまたまですよ」と謙遜する。高校からヨット競技をはじめた濱田さん。高校ではシングルをしていたが、大学に入ってからはダブル(二人乗り)に変更。シングルとダブル、両方を経験してきた濱田さんが感じる一番の違いは決断の部分。シングルでは競技中のすべての決断が自己責任になるが、ダブルでは決断において仲間との相談がある。それゆえダブルでは連携プレーが大切となる。競技中にヨットを進める方向を決めたり、競技後によかったところや悪かったところを振り返ったり、コミュニケーションをとることが多い。仲間と協力することの大切さを知り、お互いに高めあって成長できる。そんな環境がヨット部にはあるのだ。「ヨットに乗っていると、海で風を受けて乗り物に乗っていること、そして、それを自分自身が操作していることを気持ちよく感じます。普段の生活にはない快感が味わえるのがヨットの魅力ですね」次の目標は、AUTではじめてとなるダブルでの全国大会出場と6位入賞。シングルよりも競争率が高いダブルで、仲間とともに戦い、2倍の喜びを目指す。
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