廃食油を濾過し、食べかすや固形不純物を取り除く。
水分を取り除く。
廃食油には、遊離脂肪酸が含まれるので、触媒量を調整するため、滴定を行う。
滴定を行った分量の触媒(水酸化ナトリウム:苛性ソーダ)とメタノールを混ぜた混合物を作る。
廃食油を暖め、攪拌しながら混合物を入れ、さらに一時間攪拌する。
一晩静置し、分離を行う。
不純物を水で洗い、乾燥させる。
品質のチェックを行う。
右の写真が比較で、左が廃食油、真ん中が攪拌してすぐに取り出した状態、右が精製したバイオ・ディーゼルです。
真ん中の、攪拌してすぐに取り出した状態のものは、副生成物のグリセリンが沈殿しています。