機械システム工学科

4年間の成長モデル

カリキュラムが進み、専門性が増すごとに、学生は主体的にそれぞれの研究に取り組んでいきます。

ここではある学生の4年間の学びの過程を紹介します。

機械システム工学科 貴答 竣亮さんは、こうして変わった

人はどれだけ自動運転を信用するのか。
運転者の心理を知り、未来への問題提起を。

自動運転が実現しはじめている昨今。その時運転者はなにをしてなにを考えるのか。安心してスマートフォンを触りはじめるかもしれない。もはや前すら向いていないかもしれない。この時の運転者の心理や行動を研究することは自動運転技術がさらに進んだ未来を知る第一歩になる。この実験は、機械・システムを学んできた貴答さんの4年間の集大成となり、自動車の世界で働く今後の彼の考え方の礎になるだろう。

 

貴答 竣亮さん 2020年卒業
愛知県 鶴城丘高等学校出身 就職先:日産自動車

貴答 竣亮さん

機械があれば、そこにはシステムもある。2つの領域の横断

竣亮さんの4年間をピックアップ

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1年次

1年生の学びは、大学での研究において本当に大切。

システムの基本はプログラミング。1年生の時から授業でC言語を学びはじめた。さらに必修科目で実験レポートの書き方の指導を受け、実践を積んだことが、その後の研究姿勢にも活かされた。

前期時間割例

1

9:30~11:00三河産業史情報リテラシーモノづくり人材育成文章作成術演習起業マインド創造
211:10~12:40プログラム基礎演習スポーツ実技AUT教育入門キャリア形成1/
修学形成1
基礎数学
313:30~15:00 三河企業の
モノづくり戦略
物理の考え方
使い方演習
工学基礎実験1 
415:10~16:40 国際社会と日本企業基礎英語1 

2年次

工学部に必要な知識って?まずは先人に学ぶことから。

工学部の専門知識、それはすなわち先人の知恵。この分野の基礎を学ぶことで今後の見通しもできた気がする。今まで機械についての学びが多かったけれど、システムについての学びも学年を追うごとに増えてきた。

前期時間割例
19:30~11:00熱力学1英語リーディング基礎英語2液体力学1 
211:10~12:40化学材料力学1心理学キャリア形成2/修学形成2現代経済学
313:30~15:00プロジェクト実習微分積分線形代数 微分方程式と物理学
415:10~16:40   TOEIC初級

3年次

機械システム工学科に入ったからその両方をやりたかった。

研究室を決める際に、機械とシステムの両方に関われる研究はないだろうかと考えた。車に関心があったこともあり、自動運転というものがそれにピッタリあてはまるのではと思い、この研究室を選んだ。

前期時間割例

1

9:30~11:00TOEIC中級ターボ機械CAD/CAM/CAE1制御システム設計1エンジン工学
211:10~12:40環境保全学機械材料熱力学2キャリア形成3機械力学2
313:30~15:00知的財産権技術者倫理 プロジェクト実習機械システム工学演習2
415:10~16:40    

4年次

技術を安全に使うために必要な研究がある。

研究テーマは、自動運転への過信について。運転支援というレベルでの自動運転が現実のものになり、今後ますます機械への依存度が高くなる今だからこそ、この実験で少しでも社会の役に立ちたい。

前期時間割例

1

9:30~11:00卒業研究1卒業研究1卒業研究1卒業研究1卒業研究1
211:10~12:40
313:30~15:00
415:10~16:40 生体工学

次世代モビリティシステム

4年間の成長モデル
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