コンピュータの仮想空間に作成した3次元モデルデータが、3Dプリンタによって簡単に実物となって現れる。そんな時代がやってきました。3Dプリンタの適用範囲は工業製品の製造のみならず、先進医療、住居建築、食品加工にまで及んでいます。
3Dプリンタの加工用モデルデータは、主に3DCADを用いてモデリングという作業を行うことで作成します。モデリングは、CGアニメやゲーム制作において、キャラクターやアイテムなどの設計にも欠かせない技術です。
こうして、CAD(※1)、 CAM(※2)、およびCAE(※3)に関する技術は、さまざまな産業やサービスを通して私たちの生活と深く結び付いています。
この研究室では、それら技術の新たな適用範囲や利用方法について模索、提案する取り組みを進めています。
※1「CAD」(Computer Aided Design:コンピュータ支援設計)
※2「CAM」(Computer Aided Manufacturing:コンピュータ支援生産)
※3「CAE」(Computer Aides Engineering:コンピュータ支援解析)