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「地域振興プログラム」は本学で行われているPBL(問題解決型学習)の1つとして、学科を越えて履修することができます。この講義では愛知工科大学が所在する蒲郡市と幸田町の企画政策課と連携し、行政で困っている課題への解決案を、IoTやAI、自動運転、VR、次世代ロボットなど未来の工学視点からグループで検討・発表・提案します。受講生は9月27日と10月4日にわたり、蒲郡市と幸田町それぞれが抱える課題について、行政担当者のご講演を拝聴しました。
蒲郡市からは、市の未来を担う若者・子どもの問題、市民の健康と幸福感を実感できるまちづくりを行う2024年新設の「ウェルビーイング推進課」が抱える課題、サーキュラーシティを目指す上で大きく関わってくる温室効果ガスの排出を実質ゼロにするための課題が出されました。
若者・こどもの居場所
ウェルビーイング(Well-Being)の促進
ゼロカーボンシティの実現
幸田町では外国籍住民の対応が通訳者に偏っており、それに伴う課題として、翻訳機などを使用しても必要書類の読解や手続きの聞き取りのコミュニケーションが難しいことがあげられました。そこですべての方の対応においてサービスのレベルと質の維持という視点からSDGsのターゲット「10人や国の不平等をなくそう」に関連して以下の課題が出されました。
第4回の講義で受講生は問題意識毎にグループに分かれ、街に出て市民の方の声を聞き、モックアップ製作、解決策の発表に向けて準備をしていきます。
蒲郡市公式ホームページ
幸田町公式ホームページ
工学部基礎教育 准教授 小林直美
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