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三河弁を話す観光用コミュニケーションロボットの実装実験

コミュニケーションロボット

情報メディア学科では、インタラクション研究の一環として地域情報を魅力的に発信する手法やツールの開発を行っています。現在、観光用および福祉利用を目的として、コミュニケーションロボットPALRO(株式会社富士ソフト)をプラットフォームとした,方言を話すロボットの印象調査を本格的に開始しています。

今回は本学が位置する三河地域のお国言葉「三河弁」を話すように実装しました。プログラミングしたのは情報メディア学科4年の福井颯さんです.卒業研究として「方言を話すとどの程度ロボットが人に受け入れやすく感じられるようになるのか」を調査するための心理実験も行なっています。もし受け入れやすさが向上したり安心感が得られたりするのであれば,観光や介護福祉施設内の人とやり取りするサービスロボットのコミュニケーション機能の充実につながります。

この成果の一部は、2022年12月14〜16日に幕張メッセで開催された第23回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(SI2022)で発表しました。さらに卒業研究の成果は現在論文誌に投稿中です。

  • 本研究は愛知工科大学工学部尾関研究室と岐阜大学工学部毛利研究室の共同研究として行なっています。
  • コミュニケーションロボットPALROは株式会社富士ソフトの製品で、本研究推進にご理解・ご協力をいただいています。